20歳前後からずっと頭痛に悩んでました

のっけからネガティブなタイトルですみません。

ただ、私も20歳前後から、かれこれ20年近く頭痛に
悩まされ続けた一人です。

 

特に社会人になった20代半ばから、
平日特に問題なく働いているのに、必ず土曜の朝起きると
頭痛を起こして、ひどいときは丸一日、ずっとベッドで
横になって過ごすこともありました。

 

その都度、頭痛薬を飲んでも、結局聞いたのかどうかも
分からないまま、翌日なんとなく頭痛が治まっている。。。
そんなこともしばしば。

 

30代にもなると、仕事のストレスも相まって、
よりいっそう頭痛の度合いが増してきます。
頭痛外来を探して通ってみたり、
頭痛を予防するための体操をいろいろ試してみたり。

 

これといった対処法は何一つ見つからない

振り返ってみると、
残業やストレスの多い時期のほうが、より頭痛の痛みも
増幅される傾向にありました。

ただ、自分自身はわりと普段の生活から無理をするタイプでもなく、
生活リズムも規則正しいし、食生活もそれほど乱れているわけでもありません。
タバコは吸わないし、酒は飲むけど毎日でもない。

 

頭痛で会社を休むことだってありました。
ベッドから起きるのも辛いくらい痛むときもあるんです。
身体の向きを変えて起きようとすると激痛が走る。
仕方なく横になって、テレビを見ようとしても、
テレビの画面の光が目に入るだけで、痛みを感じるんです。

仕方なく、眠くはないのに目を閉じて、
ただただ横になって痛みが無くなるのをずっと待つだけ。。。

 

自分の人生、何なんだろうって思いましたよ。

ものづくりを趣味にしてから何かが変わり始める

このブログでも紹介していますが、
40歳も過ぎてから、ものづくりに興味を持ち、
いろんなことにチャレンジするようになりました。

 

こちらも記事もどうぞ：ものづくりやDIYの楽しさ

 

今まで、仕事や家族よりも優先したくなるような事がなかなか
見つからなかったのですが、ものづくりに目覚めた瞬間、
この趣味を中心に人生が回るようになった気がします。

さらには、頭痛をおしてでも、趣味の時間を割きたくなるように
なっていきました。

例えば、土曜の朝起きると頭痛がする。
今までなら、こんな状態で出かけても何も楽しくはないし、
人と会話するのも苦痛だったりする。
でも、数日前からレーザーカッターの利用予約もしているし、
せっかくの予約をドタキャンしてしまうのももったいない。。。

 

そうなると、頭痛をおしてでも工房に行きたくなってしまうんです。
結果、どうにか工房について頭痛をこらえながら作業を始める。
で、作業が終わるころ、ふと気が付くと頭痛が治まっている。。。

 

人間ってほんとに単純なものです。
別の優先事項が発生すると、多少の痛みにも耐えられるように
なってしまう。不思議な事でもあります。

いや、正確に言うと、痛みに耐えらえるようになったわけではないですね。
ある意味、自分の体質に「あきらめ」を持ったのかもしれません。
このまま頭痛が完全に完治することは、おそらくないだろう、と
思ったのです。

そうなると、
「おそらく治らない頭痛の事に振り回されるのはもったいない。
それなら、頭痛と付き合うくらいの気持ちで、やりたい事のほうを
あきらめずに続けよう。」
このように考えるようになっていきました。

「あきらめる」くらいが丁度いい時もある

もちろん、明らかな原因による頭痛の場合は、
医師と相談して症状の回復に努めることが絶対に必要です。

ただ、以前の私のように、
原因がわからないまま十数年もこの痛みに悩まされている
方々は、本当にもどかしくて苦しいと思います。

「どうして自分だけこんなに苦しむのか」
そんな事を考えることもしばしばありました。

で、先ほどお話しした自分の趣味が見つかった話。
これも、すべての人が都合よく趣味を見つけられるわけでは
ないことは重々承知しています。
でも、皆さんも少なからず、
「頭痛がなければこれをもっとやりかかったのに！」
と思うことがあれば、頭痛と付き合いながら、やりたいことを
やり続ける方法を考えるほうが良いのかもしれません。

 

どんなに手を尽くしても頭痛が治らなくて辛い。。。
それなら一度、そこはあきらめてしまいましょう。
その代わり、自分のやりたい事を実現することに
エネルギーをまわしましょう！

 

例えば、食べることが好きなあなた。
本当なら、遠い場所のレストランに行ってお目当ての
メニューを食べてみたいと思っても、ちょうどその日
頭痛がひどいからあきらめた。。。

確かに、頭痛をおこしたまま車を運転するのは危ないでしょうし、
電車やバスでも、そもそも移動すること自体がキツイ場合もありますよね。
でも今は便利な時代です。
インターネットから注文して、冷凍状態で配送してくれるお店も
増えてきています。
自分が行けないのなら、来てもらえばいいのです。

 

あるいは、思い切って友人に車の運転を頼んでしまうとか。
なかなか勇気のいる事かもしれませんが、大切なのは
自分に正直になること、これだと思います。

 

何も自分の持病に遠慮することはないのです。
どんな体であろうと、その体をコントロールするのは
自分の意思だけなのですから。
自分の意思に素直になって、行動してみてくださいね。

 

ちょっと頭痛がする時に書いてみました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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