Qセルズの太陽光発電を始めて1年経過したので検証してみる

1年経過したらモニターでお祝いされました

Qセルズ太陽光発電記念日

ある日の朝、
いつものようにQセルズ太陽光発電のモニター画面を見ると、

なんか花火があがってる。。。

そうか、太陽光発電を始めて、もう1年経つんだな。
すっかり忘れてました。

2017年3月からQセルズの太陽光パネルを我が家に設置し、
気が付けばもう1年。早いもんだ。

あわせて読みたい:Qセルズ(QCELLS)の太陽光発電を我が家に導入した理由

 

 

1年間の電気料金と売電収入は?

4月下旬のQセルズ太陽光発電の様子

 

4月に入ると、札幌もすっかり雪が解け、太陽パワーも急上昇。
冬の間は晴天の日も少なく、ぜんぜん発電しない日も多かったので
残念でしたが、4月の陽射しは全然違います。

ようやく日中の売電量も2kWを超えるようになってきたぞ。

とりあえず1年経ったので、太陽光発電の効果が実際どれくらい
あったのかを検証してみたいと思います。

年間の電気料金は?

2017年4月~2018年3月までの電気料金の合計は、
107,034円でした。

ちなみに、太陽光発電を始める前の年間電気料金が
131,620円だったので、年間で約24,000円電気代が安くなったと言えるでしょう。

これは、日中に太陽光パネルで自家発電した分で、家の電気を賄えているためです。
昼間の消費電力を削減できたことが効果として表れています。

 

売電収入はどうだった?

次に、発電した電気を電力会社に売った分、
「売電収入」がどれだけあったのかを検証します。

2017年4月~2018年3月までの売電収入合計は
91,278円でした。

ここで、先ほどの電気料金と相殺してみると、

107,034 – 91,278 = 15,756円

となりました。

つまり、1年間で支払った電気代は実質15000円程度となります。
素晴らしいですね。
太陽光パネルが屋根の上でせっせと発電してくれたおかげです。

太陽光発電を始める前と比べて、
年間の電気代が10万円以上節約できたことになります。

あわせて読みたい:2017年3月~8月のQセルズ太陽光発電実績おさらい

忘れちゃいけない太陽光ローンの支払は?

ただ、忘れてはいけないのが、
太陽光パネルのローンです。

札幌市から補助金が出るとはいえ、
パネル代と設置費用で総額120万円くらいかかりました。
15年ローンで、月7000円ちょっと支払いがあります。

1年間で支払ったローンの金額が
88,068円でした。

電気料金とは別ですが、これも我が家の電気に関わる支出と
とらえる必要があります。

 

結果どれくらい効果があったのか?

電気料金、売電収入、太陽光パネルのローンを総合して計算すると、
以下の計算式となります。

(電気料金 ー 売電収入)+ ローン = 電気に関わる支出総額

で、上記で計算した支出総額が

(107,034-91,278)+88,068=103,824円

となりました!

太陽光発電を始める前の年間電気料金が131,620円だったので、
比較すると以下の通りとなります。

131,620-103,824=27,796円

1年間で、およそ27,000円の節約となりました。

やりました!
設置費用を考慮しても、年間でこれだけ効果がありました。
年間で27,000円電気代を節約するのって大変ですよ。
太陽光発電を始めて本当に良かった。

この調子で毎年しっかり発電してくれれば、
10年間で27万円の削減効果があると言えるわけです。

 

この先買取価格は下がる?その対策は?

買取価格は10年間固定。その後は下がるはず。

ただ、長期的に考えると、手放しで喜んでばかりもいられません。

元々、発電した電力の買取価格は、太陽光パネルを設置した年から
10年間固定されます。
我が家の場合、設置した年度(平成28年度)の買取価格が33円/kWhなので、
平成38年度まではこの価格で電力会社に電気を買い取ってもらえることが保証されるわけです。

ここで懸念されるのが、
11年目以降の買取価格です。

ここ数年の買取価格の動きを見ると、だいたい毎年2円ずつ買取価格が
下がっているように見受けられます。

この調子で下がり続けると、10年で20円下がることになります。
という事は、我が家の場合11年目以降は買取価格が13円まで
下がってしまうかもしれません。
今の半分以下ですね。

太陽光パネルのローンは15年間続くので、
11年目から15年目までの間は、太陽光発電を始める前よりも
赤字になる可能性が高いです。

 

11年目以降は「蓄電池」の導入を検討する

これは、太陽光パネルを設置してくれた業者の方が言っていた事ですが、
「将来的には蓄電池を設置して、昼間発電した電力を夜も
使えるようにするのが良い。」
という事でした。

現在は、昼間発電している間はその電力を日中使う事ができますが、
日没後は発電できません。
普通に電線からの電力を消費することになります。

しかし、「蓄電池」を使えば、
昼間発電した電気を蓄えておいて、夜もその電気を使う事ができます。
昼間発電した電力を効率的に使う事ができます。

11年目以降は売電収入が大幅に下がることが予想されるので、
蓄電池に切り替えて発電した電力を自家消費する方向に
切り替える予定です。

 

自家発電可能な仕組みがある方が安心

福島の原発事故をきっかけに、
原子力発電所に求められる安全性も厳しくなっています。
ということは、それだけ安全を確保するための費用が
かさむことが想定されます。

今後、電気料金が飛躍的に安くなることは考えにくいと私は思います。

そうなると、電力会社から電気を買うよりも、
自家発電した電力を使えるようにしておいたほうが
電気料金高騰のリスクにも対応できます。

どれだけ電気料金が上がっても、
自家発電出来れば高い電気代を払わずに電気が使える
という事です。

太陽光発電も自家発電手段の一つであるし、
現在では風力発電も家庭用に小型化されたものが出てきているようです。

皆さんもご自宅の状況に応じて、
太陽光発電や風力発電など、自然エネルギーによる自家発電手段を
確保しておいて、将来のリスクに備えてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

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