ある日突然英語が必要になる

仕事で海外のユーザーとのやり取りをする羽目に

 

私はシステムエンジニアという仕事柄、
プログラミング言語はそれなりに勉強してきたことはありますが、
英語を使う機会などさらさらなかった為、勉強しようと思った事もありませんでした。
学生時代に受験英語を勉強したのが最後でしたね。

そんな私が、
突然業務で英語が必要になった時期がありました。
海外のグループ会社に導入している業務システムの保守業務を担当することに
なってしまったのですが、ユーザーはほとんど全て現地採用のスタッフで、
共通言語は「英語」とのこと。。。

どーしよーって感じでしたね。
かろうじて、大学時代に英語を学ぶ学部（英文学部とは違う）にいたものの、
ネイティブの講師の授業を受けていたのは１，２年の時だけ。
しかもそれほど真剣に英語を学習していた訳でもなく。。。

とりあえずメールのやり取りがほぼメインという事だったので、
英文メールのやり取りが出来るようになることが急務でした。

 

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最初に検討した英語の学習方法

英語学習というと、真っ先に思いつくのが
「英会話学校」とか「英語学習教材」くらいですよね。
最初、私も英会話学校を考えたのですが、いかんせん仕事をしながら
高い月謝を払って週に数回通うなんて、無理だなと思いました。

まずお試しでやってみたのが「英字新聞の購読」。
これは3カ月くらいしか続けませんでしたが、読解力をつけないことには
始まらないと思い、暇をみつけては英文記事をひたすら読んでは辞書を引きまくってました。

もう１つ始めたのが、当時話題の「英会話教材」でした。
と言っても、あの「ス○ードラーニング」ではなく、
サッカー日本代表の選手が使っていた、タブレット端末で学習できる
教材（ロ○ッタストーン）でした。

この教材が良かったのは、
実際に学習ソフトの中で、英語でのコミュニケーションの訓練が出来ることでした。
一番良かったのは、英語での質問に対する回答を、自分の声でマイクに答えることで、
音声を判定してくれた事ですね。
一人で英語を学習していても、やはりスピーキングの訓練がなかなか出来ないのが
悩みだったんですが、この教材なら学習ソフトが自分の音声を判定してくれるので
良かったです。
お値段は、巷の英会話教室に10カ月通うくらいの金額だったと思います。

 

読み書きは何とか出来るようにはなったが

とりあえず自分で出来る準備をして、
実際の業務に入ったわけですが、英文メールのやり取りは
とにかく実践あるのみって感じで、最初のうちはメール一通送るのにも
ものすごく緊張していたことを思い出します。

それでも、3カ月くらい続けていると、次第にメールの読み書きに関しては
それほど苦痛でもなくなってきて、だんだん自信もついてきました。

ただ、英会話という面では、
仕事上ほとんどメールでのやり取りだったので、あまり上達しませんでした。
まれに海外のユーザーから電話が来ても、海外経験のある英語のエキスパートの方に
代わってしまうという有様でした。

英会話が短期間で上達した訳

英会話教室ではなく「英会話カフェ」

会社での業務をきっかけに、
思いがけず英語を学習することになったわけですが、
ある程度自信がついてくると、仕事以外でも英語力を試してみたい
という願望がでてくるわけです。

例えば、外国人観光客が来るようなイベントでの通訳ボランティアに
チャレンジしてみようとか。
しかし、その当時の英会話スキルでは何とも難しい。。。

やっぱり、ネイティブの方と直接会話をする機会が無いと
英会話のスキルは伸びないなと思いましたが、かと言って
英会話教室に通うのは経済的にも負担が大きい。

そんな中、偶然見つけたのが
「英会話カフェ」という形態のスクールでした。

 

「月額制」ではなく「時間制」の気軽さ

巷で「英会話カフェ」と呼ばれる所がじょじょに増えてきている
ようなのですが、私が通っている所は、

• 入会金無し
• 1時間1000円
• 予約無しでいつでも来れる
• 好きな時間に来て好きな時間に追われる

こういうシステムなので、自分の好きな時間に来られるわけです。
いきなり英会話教室に通うよりは、こういった英会話カフェで
少し慣れてきてから、英会話教室に通うのもアリかと思います。

私の場合は、ひたすらこの「英会話カフェ」に
毎週１回通うようにしました。
曜日や時間によって、常駐している外国人スタッフも異なるので、
多少のドキドキ感はありますが、向こうもこちらの英語力を探りながら
レベルを調整してくれる（人もいる）ので、わりと安心して通っていました。

 

やはり最後は「実践」あるのみ

私が通っていた英会話カフェは、
月に１回、パーティーを開いてくれて、
普段通っている生徒さんや外国人スタッフ、あと外国人スタッフの
知り合いの外国人が集まって、ただワイワイ飲みながら騒いでいます。

お酒が入ると、私はついつい饒舌になるので、
英会話のトレーニングにももってこいでしたね。

週１で通いつめて、3カ月くらい経ったころには
日常会話レベルなら結構話せるようになりましたね。
ただ、少しでも間をあけてしまうと、すぐ忘れてしまうので
週１でもいいので通い続けるのが大事です。

自分でやってみて感じたのは、
やっぱり語学は「実践あるのみ」って事です。
いくら単語を覚えても、いざ話すとなると口から言葉が出てこないんです。
英語でしゃべれるようになるには、
英語でしゃべる訓練をするのが近道ですよ。

そういう意味では、
日本人は学生時代にものすごい量の英単語を暗記しているはずなんです。
大人になっても、少しくらいは記憶の片隅にあるはずなので、
あとは英語を話せる場所に身を置けば、割と思い出せると思いますよ。

「外国人と英語で話したい」という願望が少しでもある方は、
地元にある英会話カフェを探してみてくださいね。

 

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