ビットコイン暴落だと騒ぐ前にチャートを見なさい

20180116ビットコインチャート1時間足

この記事を書いているのは、2018年1月17日ですが、
1月16日のわずか数時間の間に、ビットコインの価格がおよそ40万円下がりました。

瞬間風速的な下落ではありますが、
160万円台から、たった2~3時間の間に120万円を切るところまで下がりました。

おそらく、2017年末のビットコイン大暴騰を見て、
慌てて購入された方は大きな痛手を負ったことでしょう。
しかし、あえて私が言いたいのは、短期的な値動きではなく、
長期的な値動きをチャートでしっかり見ましょう、という事です。

 

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週足で見るビットコインのチャート

最近ビットコインの事が気になりだした方は、
ニュース等でビットコインの価格が暴騰したり暴落したりするたびに、
その金額だけを見て大騒ぎしているように見えます。

先程のチャートは、「1時間足」で表示されています。
チャートの見方をご存知ない方にお伝えしておきますが、
1時間足というのは、チャートの赤や青の棒が1時間単位で表されています。
つまり、1本の棒の長さが、1時間の間に動いたビットコインの価格の幅となります。

では、このチャートを「週足」で見るとどうなるでしょう?

 

20180116ビットコインの価格週足

上記の通り、10月あたりまでは60万円にも届かなかったのに、
その後12月までに、何と200万円台に到達しています。

もっと以前の価格をよく見てください。
2015年、2016年は「横ばい」のようにも見えますが、
最近あまりにも値動きが激しいため、過去の値動きが横ばいに見えるだけです。

確かにここ数日の値動きは大幅な下落ですが、見方を変えると、

「本来の適正な上昇カーブに戻りつつある」

という見方もできるのではないでしょうか?

 

短期的な値動きに惑わされるな

私は別にビットコインの専門家ではありませんが、
以前FXをやっていたので、チャートの読み方は多少理解しています。
ですので、2017年のビットコインの価格変動があまりに異常であると
感じていました。

巷ではビットコイン長者を指して「億り人」などと言われておりますが、
おそらく今回の下落による含み損も億単位なのではないでしょうか?

私が2016年11月に書いた記事では、
1ビットコインの価格はまだ8万円台でした。
それでも、当時のインパクトは非常に大きいものだったと記憶しています。

あわせて読みたい:ビットコインの価格が8万円越え

「2017年中にビットコインの価格は30万円に達する」という予測をした
専門家もいたので、200万円なんて上がりすぎ!
と私は思っていました。

長期的な視野で仮想通貨を育てる

ビットコインをはじめ、現在無数の仮想通貨が誕生しています。

日本の銀行でも、仮想通貨で採用されているブロックチェーン技術を応用し、
独自の仮想通貨を開発しています。
最近ではMUFGコインの話題を耳にします。

「三菱UFJが取引所開設へ 価格安定図る」 – 毎日新聞より

取引所を自ら管理することで、コインの価格の変動を抑え、
瞬時にほぼ手数料なしで送金が可能になるとの事です。
現在、ビットコインはその処理スピードの遅さと手数料の高さが
ネックとなっているため、実現すれば大きなインパクトを与えるでしょう。

ただ、特定の銀行による通貨である以上、銀行の経営が立ち行かなくなった場合に
MUFGコインが生き残れるかはわかりません。
その点、ビットコインは特定の運営主体が存在しない、非中央集権ネットワーク上に
存在するため、仮想通貨のトップに君臨できたとも言えます。

 

日本のメガバンクでさえ、仮想通貨を導入しようとしているのです。
「ビットコインは怪しい」などと古臭い反応を示している場合ではありません。

既存の金融の仕組みを根本から変える存在として、仮想通貨は
なくてはならないものになると私は考えています。

短期的な投機対象としてのみ扱うのもいかがなものでしょうか?
私たちの生活に恩恵をもたらしてくれると信じて、私は仮想通貨を育てたいと思います。

長い目で見守りましょう。

 

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