新型肺炎の件で札幌市民として考えたあれこれ

 

もう説明の必要もない新型肺炎。
私が住む北海道では次々と感染者の報告がなされています。
この記事を書いている時点(2020.02.23 11時頃)では、北海道の感染者は計17人となっています。

当初は札幌市とその周辺に集中するだろうと思っていましたが、現時点では江別、苫小牧、函館、知内、旭川、根室と広範囲に拡大している印象です。

札幌以外は人口が分散している北海道で、これだけ広範囲で感染者が出始めているという事は、やはり春節時点で中国人が観光で訪れた地域で感染があったのではないかと思えてなりません。
あくまで一個人の推測の域を出ませんが、札幌に関して言えば春節の後すぐに雪まつりがあったことから、今後も感染者が拡大することは避けられないように思います。

もはや、完全にウイルスを避け続けることは難しいでしょう。
こうなると、出来る限りの予防は尽くしたうえで、感染が疑われる症状が出た時の行動を予め決めておいて、重症化や他者への感染をできるだけ最小限に食い止めることに考え方をシフトせざるを得ません。

 

ちなみに私の現在の職場は大通公園にほど近く、ついこの間まで雪まつりの会場近くを毎日のように通勤で歩いていました。私自身の感染の可能性も常に疑わなければいけないでしょう。
マスク着用、家でのうがい、手洗いは行っているものの、地下鉄を利用しているので常に感染のリスクはあります。

ただ、札幌の地下鉄事情で言うと、東京のように長時間地下鉄に乗車している事はまれで、私も自宅の最寄り駅から大通駅までの乗車時間はせいぜい15分程度です。
昔、埼玉に住んでいた頃は最寄り駅から会社まで片道1時間乗りっぱなしだったことを考えれば、感染リスクは低いのかなと思います。

 

それでも、休日に外食に行くような事はしばらくは避けたいと思います。
少なくとも、札幌の中心部(札幌駅、大通駅界隈)のような人の多い場所にある飲食店はさすがにリスクが高そうなので、行くとしても中心部から離れた所にしか行かないと思います。

新型肺炎については、まだワクチンが完成していない事も、慎重にならざるを得ない理由の1つです。
感染という意味で言えば、インフルエンザも同じように感染する病気ですが、毎年ワクチンを接種する習慣がすでにありますし、そういう意味では過度に恐れる必要も無くなっています。

新型肺炎はまだワクチンも無ければ、拡大が急速すぎて、一体どこまで用心すれば良いのかすら分からない状況なのが悩ましいです。

 

今は不要不急の外出は控えつつ、毎日出てくる情報を冷静に吟味して自分と家族の安全を確保していくしかありません。
今はまだ2月ですが、雪が解ける4月頃には少しでも感染が縮小することを祈るばかりです。

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