札幌市子ども医療費助成対象が拡大されるとのこと!
札幌市の広報誌「広報さっぽろ」2019年8月号を眺めていると、何気に重要な事が書かれていました。
何と、札幌市の子ども医療費助成の対象が小学6年生にまで拡大されるとのこと!
令和3年までに拡大と書かれているので、まだ時間はかかりそうですが、これまで他の政令指定都市と比べても手厚いとは言えない、むしろ物足りない助成制度であった札幌市からすると、大幅な改善だと思います。
以前の医療費助成対象が狭すぎた札幌市
実は以前、札幌市の子ども医療費助成の対象がすごく狭いことに不満を持ち、
「札幌の子ども医療費助成が最低レベルで目も当てられない」
という記事を書いたことがありました。
記事を書くにあたり、いくつかの都市との医療費助成の範囲の比較をしてみましたが、日本でも4番目に人口の多い政令指定都市とは思えない助成対象の狭さに愕然としていたのを覚えています。
私は人生のほとんどを札幌で過ごしていて、札幌のことは大好きですし、感覚的には住みよい街だと思っていました。
ただ、人口減少社会を迎えて、今後より一層のサポートが必要となる子育て世帯に対して、現在の子ども医療費助成制度では全くもって不満です。
これでは、他の市町村に移住してしまう世帯が増えても仕方ないです。
しかし、今回広報さっぽろに書かれていたことが実現するとなれば、他の市町村と比べてもさほど悪くはないレベルに達するのではないかと期待していおります。
もっとも、我が家では子供の成長に制度が追いついておらず、医療費助成の対象となることはなさそうです。
それはそれで残業なのですが、私たちが住む街が子育てしやすい方向に改善してくれるのであれば歓迎しますよ。
ちなみに、広報さっぽろ2019年8月号には以下のように書かれています。
現在小学2年生以下が対象の通院にかかる医療費助成を、令和3年までに小学6年生以下に拡大するためのシステム改修などを実施します。
システム改修って何なんでしょうね。。。
対象範囲を広げるためのシステム改修で、令和3年までかかるのか?
一応私の本業はシステムエンジニアなので、まさかこのようなシステム改修で数年かかるというのは想像しづらいのですが。。。
システム改修以外にも札幌市には山ほどお仕事があるのだと思いたいところです。
いずれにしても、前倒しで拡大を完了できるよう、頑張ってほしいです。
スキー場のリフト料金助成も対象拡大!
実はもう1点、気になることが書かれていました。
子ども医療費助成の対象拡大に関する記述のすぐ下に、このような事が書かれています。
[そのほか] スキー場のリフト料金助成の対象を、現在の小学3年生に加えて、小学4年生~小学6年生まで拡大(1,100万円)など
そもそも、小学3年生にリフト料金を助成する制度があること自体を知らなかったのですが、こちらも6年生まで拡大されるのであれば、それはそれで喜ばしいことです。
ただ、実際には対象のスキー場でのリフト料金から1,000円割引されるクーポンという事なので、正直物足りないところはありますけどね。
北海道自体がウインタースポーツが盛んな地域だからこそ、助成範囲の拡張にとどまらず、割引額の増額も目指してほしいですね。札幌市民がスキー出来ない人ばっかりになってしまったら悲しいですからね。
子育て世帯に優しい札幌になって欲しい
今回、子ども医療費助成の対象が拡大されるという嬉しいニュースがあったので、本ブログでも書かせて頂きました。
私個人としては、子育て世帯が今以上にアドバンテージを感じられるような札幌市になって欲しいと思っています。
将来を担う世代が増えなければ自治体の先行きは暗いです。
もっと市を挙げて子育てしやすい街アピールをどんどん続けて欲しいと切に願います。