2017年9月に個人事業主となってからはや4カ月が過ぎました。

会社員時代とは意識を変えなければならないと思い、
とにかく色んなことを自分に課してきました。

中でも意識したのは、「時間の使い方」でした。

会社員時代より無駄な時間を過ごさなくなった

会社員時代は、時間の使い方を意識することはほとんどありませんでした。

会社員である以上、自分の仕事は、会社の方針、都合、状況によって決まります。
自分の希望のみで仕事を選べることなどほぼ皆無です。

そんな中、自分の気が進まない仕事をやるには、当然ストレスがかかります。
残業時間が増えればなおさらです。

そうなると、人は仕事以外の時間を「ストレス解消」に費やしがちです。
例えば、

• 録画しておいたテレビ番組を時間の許す限り見る
• 衝動買いして気分をスカッと晴らす
• ただただぼーっと過ごして現実逃避する
• 環境を変えて気分転換する（外に出かける、車でドライブなど）

 

ネガティブなことばかり書いてしまいましたが、
私も当てはまる項目がありました。

しかし、個人事業主になると、一気に状況は変わります。
私の場合、フリーランスエンジニアの道を選んだので、現在は契約した客先の事務所で
常駐し仕事をしているのですが、当然社員ではありません。
派遣社員でもないので、「帰属する会社」は存在しないのです。

現在の現場が未来永劫続く保証などありません。
自身のスキルによって状況は変わりますが、基本的にはどんな仕事を
請け負うかは「自分で判断」するしかないのです。

ですから、どんな仕事を引き受けるか、事業方針を決めるのは自分次第。
選択権は「自分」にあるわけです。
裏を返すと、誰も決めてくれないのです。

なので、常日頃から自分がやりたい仕事について常に考えるクセがつきます。
私の場合、まだまだ技術が足りませんが、将来的にやりたい技術分野を決めて、
普段からその分野で仕事がもらえるように、日ごろから勉強をするようにしています。

そうなると、上述したような「なんとなく時間を過ごす」ことが
勿体無さ過ぎて、出来なくなってしまうのです。
常に自分から予定表に次々と予定を入れる「クセ」がつきます。

逆に、仕事に囚われすぎると「休む」ことができなくなっていきます。
個人事業主であれば、会社員時代よりも明確にメリハリをつけて「休む」
必要が出てくると思います。

 

積極的に休む時間を確保することを考える

「とにかく今週の土曜の夜は完全休養する！」
という感じで、他に予定をガチガチに入れてしまう分、
逆に完全脱力してリラックスするための時間も明確に分けようとします。

そうしないと、やがてつぶれてしまいます。
この辺の自己調整が利かないと、個人事業主として仕事をしていくのは
難しいかもしれません。

とはいえ、自分の思い通りに休む時間を確保するのってなかなか難しいです。
特に、単身ではなく結婚して家族がいる方であれば余計にです。
ある程度の年齢になれば、親の世話もしなくてはならない状況だってあります。

なので、私は会社員時代よりさらに未来の予定を早めに決めるようになりました。

半年先の子供のイベントに参加する時間、
親や親戚との付き合いの時間、
友達と会って飲む時間、

他にもいろいろありますが
自分一人でコントロールできないイベントであればあるほど、
なるべく早めに予定として入れておきます。

そのうえで、残りのフリーな時間に自分自身の予定をガンガン入れていくのです。
完全休業の予定も含めて、です。

 

自分がスーパーマンだと過信してはならない

私も自分への戒めとして書いておきますが、
どんなに個人事業主として時間管理をしっかりしようとしても、
「自分の能力以上の事はできない」ということを認識しなくてはなりません。

それは決して、
「自分の限界を決める」という意味ではなく、
自分の向き不向き、好き嫌い、体力の有無などを総合的に考慮して、
どうすれば仕事に対する最大限の結果を出せるかを考えなくてはならない、
という意味です。

当然、根性論で仕事をこなすなど論外ですし、
いくら高給を頂けるとしても、自分が継続できないような内容の仕事を
選ぶのは得策ではありません。

どんな分野であっても、おおむね以下の作業を繰り返すパターンが多いかと思います。

1. 自分のやりたいことをとことん具体的なレベルに落とす。
2. そのためにやるべきことを洗い出す。
3. そのやるべきことを達成するための予定を立てる
4. 実践し、途中で自分のやったことを振り返る。
5. 必要があれば修正を入れる。

私もまだまだ試行錯誤の段階ではありますが、
上のパターンを愚直に繰り返すことの重要性を感じています。

常に、自分の向かっている方向を確かめながら、
自分がやりたいことに向かっている実感を感じつつ、
日々の作業に邁進することこそ、個人事業主として
必要な事ではないかと思っています。

 

スポンサードリンク

Follow me!