東京出張で感じた北海道のIT化の遅れ

新千歳空港から羽田へ離陸待ち

2018年6月上旬。

久々の東京出張。
飛行機に乗るのも数年ぶりです。
最後に飛行機に乗ったのは2014年だったか。
 
 

土曜日の早朝、札幌から新千歳へ移動。
高速バスのターミナルが家から近いので、バスで移動しました。
料金は1030円なり。
 

バスターミナルから乗るときは券売機でチケットを買うのだが、
バス停から乗ると未だに「現金」。
あーあ。
いい加減どうにかICカードで払えんかな、と思っていました。
 

久々の飛行機。
千歳からAirDoで飛び立ちましたが、
機内自体にはさほど変化は感じられませんでした。
その代わり、機内モードでスマホを普通に使用する光景を見て、
ちょっと驚きました。
 

さて、
羽田空港に着いて、リムジンバスで移動する必要があったので、
空港のリムジンバス券売機でチケットを買おうとすると、
 

何とICカードで支払ができるではないか!
 

札幌で(自分が知っている)バスターミナルから高速バスに
乗る場合、券売機での支払方法は現金のみ。
定食屋の券売機と一緒です。
 

このちょっとした差なんだけど、やっぱり北海道のIT化が遅いのにがっかりします。
出張前日なんて、わざわざバス賃1030円の「30円」が財布に無いもんだかから、
嫁さんにせびる始末。
この行為が無駄に思えて仕方ない。
 

この際言ってしまいますが、
北海道、特に札幌のIT化については、もう一つ不満があります。
それは交通系ICカードについて。
 

札幌では、サピカ(SAPICA)というカードがあり、
現在私はこのカードで札幌市営地下鉄を利用しています。
北海道中央バスもこのカードで使っています。
 

ただ、このサピカ、道外では全く使い物になりません。
互換性がないため、利用できないのです。
 

今回の東京出張でも、サピカは自宅に置いてきて、
代わりにキタカ(KITAKA)にチャージして持ってきました。
これはJR北海道で発行しているICカードで(スイカの北海道版ですね)、
このカードは全国の交通系ICカードと互換性があります。
 

なので、どこのJRに乗ろうが、
都内でゆりかもめに乗ろうがりんかい線に乗ろうが、
何のストレスもなくキタカ一枚で利用できます。
 

なぜ札幌はサピカの採用に至ったのか、不思議でなりません。
 

ただ、逆に北海道内でIT化?が進んだと思えたこともありました。

それは新千歳空港の設備です。
 

数年前にはなかったはずの、コンセント付きデスク(椅子無し)が
出発ロビーの至るところに設置されていました。
しかも、通常のコンセントとUSB両方!
もはやスマートフォンなどの電子機器の充電が生活に根差した証拠。
USBがこんなに身近になるなんて、数年前までは考えもしませんでした。
 

ビジネスマンにとっては、
空港でもPCを開いて資料の作成でもしたいもんですが、
PCのバッテリーの残量が厳しいときでも安心して使えますね。
 

スマホもすぐに電池がなくなりますから、
空港でこういった設備はもはやマストではありますが、
新千歳空港でちょっとだけ設備の進歩が感じられました。
 

最初の話に戻りますが、
高速バスは道外はおろか海外の観光客も頻繫に利用するわけですから、
せめてICカードで乗り降りできるくらいにしてほしいものです。
 

「IT化でストレスなく観光できる都市さっぽろ」
なんてキャッチコピー、いいと思うんですけどね。
札幌市で働くみなさん、お願いしますね。

 

 

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