Ironnaラックユニット金具でキッチン収納棚をDIY
キッチンに物があふれてゴチャゴチャ
我が家のキッチン、
何だか物であふれています。
すごくゴチャゴチャしてるというか。。。
我が家のキッチンはいわゆるⅡ型。
上の写真のカウンター収納の向かい側にコンロとシンクがあるタイプです。
収納力はそこそこあるのですが、電子レンジやオーブントースター、食材やホームベーカリーを置くとスペースがかなり狭くなります。
加えて、普段よく使う皿などを置きはじめると、見るからにゴチャゴチャした感じになってしまいました。
我が家は共働きで、毎週土曜日は嫁さんが仕事、私は子供と日中を家で過ごすため、土曜の日中は私も「主夫」となります。毎週昼ご飯の準備でキッチンに立つ機会が増えると、このゴチャゴチャが気になりだしてしまいました。
なんでこんなに物があふれるのか。
やはり、普段よく使うものはすぐに取り出せる位置に置いておきたいものなんですよね。
パンやフルグラなどの食材もそうだし、大きめの皿も頻繫に戸棚から出し入れするのもめんどくさい。
とは言え、この状態を放置しておくのも嫌だなあと思いました。
洗った食器を一時的に置いておく場所も限られていて作業しづらいし、先日北海道でも大きな地震があったばかりで、この状態だと物がボロボロ床に落ちるかもしれません。
そこで、このカウンターの上に乗せられる収納棚があれば、電子レンジの上に物を積み上げることも無くなるのでは、と考えたのです。
Ironnaのアイアンと木材で棚を自作したい
収納棚があれば解決、と思ったものの、どこで買ったらいいか?
でも、都合のいいサイズの収納棚を探すのもめんどくさいし、我が家の雰囲気に合うものとなると、さらに探すのが面倒です。
やはり、既製品より自分で作りたいなと思いました。
ちょうど先日、テレビで木の天板とアイアンの足を組み合わせたオシャレなテーブルを自作している映像を見ていたので、「アイアンと木材」の組み合わせで棚を作れないかなあ、と考えました。
そこで見つけたのが、
「Ironna ラックユニット金具」という部材です。
写真は黒のアイアンの部品となります。
サイズは高さ450mm、奥行350mmで、足の厚みは40mmです。
予め上下にビス留め用の穴が開いています。
私が買った商品には、16mmのビスが穴の数分付属されていました。
この部材を木材の天板2枚にビス留めするだけで、あっという間に棚が完成します。
ちなみにこの部材、意外と軽いです。
アイアンなので重いかと思いきや、足の内部が空洞になっているため軽いです。
Ironna ラックユニット金具は他にもサイズの種類がいくつかありますが、
ホームセンターで取り扱っているところはまだ少ないかもしれません。
私はたまたま見かけたお店で購入しましたが、ホームセンターを探し回るよりもネットで購入したほうが早く手に入るかもしれません。
時間が無いので半日で棚を完成させることに
さて、私はIronnaラックユニット金具と合わせて棚板を2枚買いました。
棚板のサイズは、横900mm、縦350mm、厚さ18mmです。
縦のサイズはラックユニット金具と同じ長さです。
板の厚さ18mmに対し、付属ビスの長さが16mmなので、ビスが板を貫通する心配はありません。
実際にビスを打つときには、板の厚さ+ラックユニット金具の厚さ約2mmがプラスされるので、ビスが板に刺さる部分は約14mmになりそうです。
棚の作成に取り掛かったのが土曜日の午後イチ。
日曜日は外出の予定があったため、何とか土曜日中に仕上げることにしました。
まずは、組み立てる前の板に水性ニスを塗ります。
なにせキッチンで使用する棚なので、表面をニスで仕上げておかないと水滴などが染みてしまいます。
最初に棚板の表面をサンドペーパーをかけます。
とりあえず家に余っていたサンドペーパーの切れ端を使う事にしました。
なるべく棚板の角を落とすように研磨しておくことにします。
1回目のサンドペーパーの後、ニスを全面に塗ります。
家にあったハケを使いました。
下の写真は確か、1回目のニスを塗った直後です。
「ナチュラル」という色のニスを塗ったのですが、塗装前と比べてほんのり色がつきました。
写真で見ると綺麗に見えますが、実際には雑にハケで塗ってしまったので、塗りムラがけっこうあります。
ちなみに、裏面は塗っていません。ちょっとサボってしまいました。
家で使うだけなので、最低限の塗装で妥協しました。
食器などが乗る面だけ、ニスでコーティングされていれば何とか使用に耐えられるでしょう。
(と自分に言い聞かせました)
1時間ほど乾燥させたあと、再びサンドペーパーをかけて表面を滑らかにします。
ネットでニスの塗り方を調べていたときに見つけたやり方です。
その後、2度目のニスをぬります。
単にニスを塗り重ねるよりも、一段と滑らかに仕上がった気がします。
(気がするだけです。本当にこのやり方が良いのか分かりませんが)
二度目のニスが乾いたら、いよいよビスで板とラックユニット家具を固定します。
せっかくの見せ場であるはずなのに、写真が一枚もありません。すみません。
やはり自分で作業をしながら写真を撮るのは面倒ですね。。。
一応、ビスで留めた個所の拡大写真を載せておきます。
黒い部品に黒いビスなので全然見えないですね。。。
一応補足ですが、元々ビス穴がジグザグに開けられています。
先に棚板に当てて、ビス穴の位置に鉛筆で印をつけました。
次にその印の位置に、ビスの直径よりも細いドリルで下穴を空けます。
どのくらい深く下穴を開ければ良いか分からなかったのですが、とりあえず板の厚さの半分くらいを目安に穴を空けて、そこにビスを打つことにしました。
いきなり本番のビス打ちをする勇気がなかったので、家にあった端材で下穴空けとビス打ちのテストをしてから、本番の作業に臨みました。
下の写真はテスト用の端材です。
ちなみに、下穴空けとビス打ちに使用したインパクトドライバーは元々家にあったものですが、インパクトドライバー1台あれば、こういったDIY作業が非常に楽になるのでおススメです。
いざ設置!キッチンがすっきり片付いて満足
そんなこんなで、ようやくキッチン用収納棚の完成です。
実際にキッチンカウンターに置いてみました。
どうでしょうか?
収納棚を置く前の画像と比べると、かなりスッキリと片付いた印象です。
この後、上の棚板の上に食器を少し並べてみましたが、板がたわむこともなくホッとしました。
元々、ウッド調のキッチンカウンターなので、木の棚板のほうがしっくりきますね。
左側のメタルラックよりも調和が取れていると思います。
どうせなら同じ収納棚を作って2つ並べたくなりました。
ただ、今回の作業を振り返ると大変簡単でした。
- 板にニスを塗る
- ビス穴にあわせて下穴を空ける
- ビスで板とアイアンを留める
たったこれだけです。
今回使用したIronnaラックユニット金具は、電子レンジとトースターの高さに合わせて450mmのものを使用しましたが、他にもサイズの種類があるので、色々な収納棚を作るのにとても便利な部品だと思います。
いかがでしたか。
昔と違って、今は簡単にこのような収納棚がDIYできちゃいます。
家にある収納の1つくらいは、DIYで作ってみるのもおススメですよ。
DIYと言えば、カラーボックスを使った移動式収納棚をとても安く、かつ簡単に作ったことがあります。
以下の記事も合わせてご覧ください。
スポンサードリンク