【北海道のシロウト家庭菜園】ジャガイモ植付後1か月後の生育状況
我が家の家庭菜園、2017年はジャガイモを植える!
という事で、5月のゴールデンウイークから種イモの準備をしておりました。
(注)北海道に住んでいるのでこの時期となります
連休明けの5/10に、庭の菜園にジャガイモを植え付けて、
はや1カ月が過ぎ、生育状況を確認してみたいと思います。
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植え方によって成長にバラツキ有り
この写真は、5/10にジャガイモを植え付け後、6/10に撮影したものです。
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明らかに生育にバラツキがあるのが分かると思います。
写真で言うと、上下両端のイモが大きく成長しているのに対し、
中央付近の生育が遅いように見えます。
ただ、これには理由があるのです。
まず生育が良く見える上下両端。
こちらは、植付時に種イモを半分にカットせず、
丸のまんま植え付けたものです。
カットしなかったのは、イモが小ぶりだったため、
半分にカットすると小さくなりすぎるためです。
現時点では、この丸まんま植えたジャガイモが明らかに
成長が早く見えます。
対して、中央の成長が遅いイモですが、
よく見ると、その中でも生育度合いがかなり違います。
多少葉が茂っているのもあれば、ようやく土から芽を出した
ばかりのイモもあります。
中央のイモは、半分にカットしたものを植えていますが、
植えるときにも実は違いがありました。
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カットした面をあえて上向きに植える
カットした面を下にして植えたものと、
逆にカットした面を上にしたものとの違いです。
通常は、カットした面を下にして植えます。
カットしていないほうにジャガイモの芽が出ていますので、
そちらを上にする、という事です。
ただ、あえてカットした面を上にして、
芽が付いている部分を下にすることで、
芽にストレスを与え、強い芽だけを育てることで
丈夫なイモを育てる、という方法もあるようです。
もちろん下を向いた芽は、最初地面に向かって伸び始めますが、
やがて太陽を求めて180度方向転換し、地上に出てきます。
どうしても地上に出るまでに時間がかかってしまう事になります。
さらに、成長の過程で、弱い芽は地上に出ることなく
終わってしまいます。こうして強い芽だけが生き残って、
地上に出てきます。
自然に間引きを行うイメージですね。
上の写真も、見た目生育が遅いように見えるイモも、
実際には淘汰されて生き残った芽が出てきていることになります。
もしかすると、収穫時のイモの数では逆転する可能性も
あるかもしれません。
半年がかりの壮大な実験となりそうですw
いずれにしても、このまま植えたイモが秋になって
全て収穫できたときに、果たして何キロのイモが
採れることになるのか。
今から楽しみで仕方ありません。
追記:収穫はちょっと物足りない結果に
ジャガイモの生育状況報告が滞っておりましてすみません。
2017年8月下旬にジャガイモを収穫しました。
上の写真は収穫したジャガイモの一部ですが、
正直、思っていたほどの収量はなかったですね。。。
例のカットした面を上に向けて植えたジャガイモも、
最後まで成長がイマイチのままでした。
ただ、最も予想外だったのは、
「花が咲かなかった事」
です。
ジャガイモと言えば、白い花が咲くことで知られていますが、
我が家の菜園ではついに1つも花が咲かずにそのまま茎が枯れて、
収穫の時期を迎えることになりました。
調べてみると、花が咲かなくてもジャガイモは出来るらしいのですが、
なぜ咲かなかったのか、未だによくわかりません。
半年がかりの壮大な実験は、少々残念な結果に終わりました。
もっと食べきれないくらい収穫できると思ったのに。
で、2018年ですが、
ジャガイモは連作すると良くないらしいので、
今年は夏野菜中心に植えていこうと思います。
昨年はおそらく土壌がかなり酸性に傾いたと思うので、
先日石灰を多めにまいておきました。
早ければ、ゴールデンウィーク中にも野菜の植え付けをするかもしれません。
栽培の経過はこのブログでご報告していきます。
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